日本の財閥について

日本最古の財閥住友グループ

日本には大きな財閥グループが存在しますが、そもそも財閥という言葉というのは、1900年ぐらいから使われ始めた造語だと言われており、最初は同郷の富豪というのを指した言葉だったのが、明治時代の終わり頃から同郷に限らなくて、一般に富豪の一族を意味することになったと言われています。

現代の学界においては、家族または同族によって出資された親会社である持株会社が中心となり、それが支配している諸企業である子会社に多種の産業を経営させている企業集団であることとされています。

日本での主な三大財閥として最初に、住友グループがあり創業は1590年で、住友金属鉱山を源流としている旧財閥の企業グループで、その中でも住友グループ主要企業の社長会である白水会に所属している企業は17社あり、他のグループ企業よりも数においては少ないですが、直径を重視していて強い結束力で結びついています。

場所としては、住友村と言われている所が、大阪市内の淀屋橋にある住友系のビルが立ち並ぶ地域にあり、その長さというのは北浜四丁目と今橋四丁目と高麗橋四丁目あたりまで住友グループが続いていて大きいものだと、住友ビルディングや住友ビル本館などがあり、三井住友銀行大阪本店の東玄関前には手形交換所発祥の地とした石碑まであります。

実は東京よりも8年早い明治12年に大阪で手形交換所が出来ていました。

この点においても、当時の大阪は金融経済を引っ張っていたと言っても過言ではありません。

 

岩崎弥太郎が基礎を築いた三菱グループ

次に三菱というスリーダイヤのマークでお馴染みの三菱グループです。

創業は1870年に高知県出身の岩崎弥太郎が大阪で始めた海運業である九十九商会が源流といわれていて、この岩崎弥太郎は日本の近代海運業の基礎を築いて、鉱山や造船や銀行や保険などの様々な事業を手がけて、三菱グループの基礎を築きました。

一般的に東京の丸の内という場所はオフィス街として有名ではありますが、東京駅西側にはこの三菱グループの関連ビルが多くある為、三菱村と呼ばれていてこの場所は江戸時代では御城内に位置していて、譜代大名や旗本の矢先などが立ち並ぶかなり格の高い人の住む場所でした。

高知県の下級武士の出身である岩崎弥太郎は、練兵場跡地となっていたこの場所を明治政府から手に入れて、東京の経済の発展やビジネスの中心になるように育てあげたのです。

皇居の近くに位置する為に、商業集積も排除しなくてはならなくなりましたが、建物の高さを制限することでかえって穏やかな雰囲気で過ごしやすい環境を作る事に成功しました。

その他にも最近では、ショップやレストランなどの様々な商業施設が充実した建設が今後の予定として続々と待ち構えています。

この丸の内というエリアは、オフィス街という性格もあってか、土日には人影がまばらな傾向がありますが、三菱系企業に業務機能として特化した一大オフィス街として今後も発展していくでしょう。

 

呉服店が創業の前身となった三井グループ

最後に、旧三井財閥の流れを汲む企業である三井グループがあり、元々は1673年に伊勢松坂の商人であった三井高利が創業したという越後屋という呉服店が前身といわれていて、三井系列の企業とは社長会である二木会に所属している企業を指していていました。

主なもので言うと三井物産であったり三井化学であったり、三井という名をしている企業もあれば、東レや富士フィルムホールディングスや東芝や日本製紙グループ本社などの三井という名称でない企業もあり、その26社が所属しているのが三井グループの企業です。

拠点としては、東京の日本橋に三越本店が日本で最初の百貨店という高級な商品を扱う場所として1904年にオープンした事によって、三井グループは日本橋においての地盤を固めたと考えられています。

三越本店だけでなく三井本館や中央三井信託銀行などの三井関連の企業の建物が集まっているエリアがあり、この場所は三井村と呼ばれています。

元々は、日本橋には江戸時代に五街道の起点と定められていた場所であり、商人や職人が大勢集まってきて移り住み、商業と町人の文化の中心地として栄えていました。

その後、明治時代となっても日本の商業や金融の中心の街となりました。

今後もまだまだ発展するようで、最近では三越本館新館も建て替えられて、さらに集客を増やしているようで、このような大きな財閥に支えられて今日の日本の経済が発展してきているのです。

普段生活しているものの中の、ほとんどの物が何らかの形で、これらの企業グループに支えられていて、日々の生活に不自由なく暮らせるようになる為、各グループ企業が試行錯誤しながら一生懸命努力してきた結果です。

今あるとても豊かな暮らしというのは、こういった大きな企業に支えられてここまできたと言っても過言ではなく、このような企業に、感謝すると共により良い社会にする為に、これから自分達もそれなりの努力をするべきなのではないでしょうか。

浅野総一郎 逮捕より抜粋