カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した安藤サクラの経歴

1.安藤サクラとは

安藤サクラは、ホームレス経験のある名優奥田瑛二と桃太郎の家来の犬の末裔とされるエッセイスト安藤和津の次女として誕生した女優であり、奥田瑛二の本名が安藤豊明である事から安藤で芸能活動をしています。

彼女は、父の奥田瑛二と母の安藤和津に加え、映画監督の姉・安藤桃子の4人家族です。
彼女は、コメディアンの経験を有する名優柄本明と劇団東京ザットマンの初期メンバーである角替カズエの長男である柄本佑と2012年3月14日に結婚すると共に2017年に第一子を出産しています。

彼女は、2018年に鬼才にして多才で知られるリリー・フランキーとW主演した映画「万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でパルムドールを受賞し、2018年10月からはNHK大阪放送局製作の「まんぷく」に出演している女優です。

安藤サクラさん
出典 https://www.nhk.or.jp/mampuku/

「まんぷく」では、日清食品創業者安藤百福の妻・安藤仁子をモデルとする主人公今井福子を演じており、映画「万引き家族」と同様に高い評価を受けると共に知名度と好感度が急上昇しています。

彼女は、父である奥田瑛二が5歳の時に東映時代劇映画のスターであった大友柳太朗の「丹下左膳」を見て役者を目指したのと同様に5歳の時に父の舞台を見て役者になる事を決意したとされていますが、デビューは意外に遅くデビュー作品は2007年の映画「風の外側」です。

映画「風の外側」は、在日朝鮮人と主人公の女子高生の恋愛と利権をめぐる構想を描いた作品であり、脚本から監督まで奥田瑛二が手掛けたていた事から主人公を演じる女優の代役としてデビューした経緯があります。

2.様々な作品に出演している引っ張りだこの女優

その後、2008年の「難しい恋」やあそうあきら原作の「俺たちに明日はないっス」などの映画に出演すると共に2009年には「愛のむきだし」や「罪とか罰とか」及び第50回日本映画監督協会新人賞最終候補作品である「クヒオ大佐」なども映画4作品に出演していますが、2010年には「すべては海になる」や「スイートリトルライズ」など5作品に出演する共に2012年には「かぞくのくに」や「愛と誠」など映画3作品に出演している引っ張りだこの女優です。

園子温の23作目の映画愛のむきだしは、盗撮のプロの実話に基づいて製作された異質なストーリーであり、カルト教団であるゼロ教会の教祖の右腕かつ勧誘員のコイケを冷酷かつミステリアスに演じきった事で第31回ヨコハマ映画祭助演女優賞と第24回最優秀新人賞を受賞しています。

彼女は、2010年に2018年10月に公開される「日日是好日」を手掛けた大森立嗣監督の映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」に出演し、第84回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞すると共に第4回アジアン・フィルム・アワードで助演女優賞にノミネートされている女優です。

映画「かぞくのくに」は、在日コリアン二世のヤン・ヨンヒ監督の実体験を実写化した映画として反響が大きく、安藤サクラは脳の悪性腫瘍と朝鮮本国からの帰国命令に苦しむソンホに献身的に支えるリエ役を熱演し、第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞や第55回ブルーリボン賞主演女優賞及び第22回日本映画批評家大賞主演女優賞などを受賞しています。

2014年には、姉・安藤桃子自身の介護経験を起草とした小説を安藤桃子自身が監督を務め映画化した「0.5ミリ」に出演し、第88回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞や第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞しました。

3.テレビドラマにも数多く出演

R-15指定の百円の恋では、ガサツかつ無愛想な引き篭もりニート女からライトフライ級のボクサーに転身する斉藤一子を演じ、2年連続でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞や第57回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞すると共に2015年に第39回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。

安藤サクラは、様々な映画で助演女優賞や主演女優賞数多く受賞する共に非常に高い評価をうけていますが、テレビドラマにも数多く出演しています。

彼女は、父が監督を務めた「風の外側」でデビューした2007年に倉科遼原作の「女帝」や藤沢周平原作の「風の果て」などに主演し、その後「ATARU」や「ショムニ2013」など数多くの話題作に出演していますが、2016年には「ゆとりですがなにか」でデビュー10年目にして初めてのヒロイン役を獲得しました。

「ゆとりですがなにか」は、映画の木更津キャッツアイシリーズや舞台のメタルマクベスなどの脚本を手掛けている宮藤官九郎が手掛けた話題作品であり、社会問題や恋愛事情などに翻弄されるアラサー男性を面白おかしく演出した作品ですが、会社の事情に振り回される坂間正和の恋人・宮下茜役を演じ確かな存在感を示しています。

安藤サクラは、数多くの映画やテレビドラマに出演しているものの知名度が実力に伴わない女優でしたが、万引き家族以降特に知名度と好感度が上昇しているサラブレッドの女優です。

 

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